プロブレムフレームに於ける要求と仕様 – 東京サブワークショップ第5回

開発深知」から要求工学ワーキンググループが2012年4月18日に開催した東京サブワークショップ第5回「プロブレムフレームに於ける要求と仕様」の講義動画を紹介します。動画をご覧になるには、開発深知の会員登録(無料)が必要です。

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東京サブワークショップ | 開発深知

講師

東京電機大学 紫合治先生
※講座内容や講師の所属に関しましては、収録時の情報を掲載しております。変更になっている場合がございますので、ご了承いただきますようお願いします。

講義スライド

東京サブワークショップ第5回「プロブレムフレームに於ける要求と仕様」の講義スライドを紹介します。

プロブレムフレームワークってなに?

02_プロブレムフレームワークってなに?

問題分析・定義の考え方
・要求分析技法
・システム設計技法?
フレーム
・問題の分類、パターン化
著者のMicheal Jacksonって、
・例の「ジャクソン法」の人
・「Alloy」のD.Jacksonのお父さん

ジャクソン法(JSP)って

03_ジャクソン法(JSP)って?

1970年代に一斉を風靡
・構造化プログラミングの時代
・どう構造化するかに言及
事後処理バッチプログラムの作成手法
・問題(入出力データ)の構造を明らかにする
・その構造に沿ったプログラム構造にする

重要なことは「問題」を明示すること

プロブレムフレーム概要

04_プロブレムフレーム概要

  • ドメインプロパティは所与(given)。直接法(。。である)
  • 仕様はマシンの望ましい振る舞い。願望法
  • 要求はドメインがそうあってほしい様子。願望法

所与と願望の分離が重要!

要求と仕様の特徴

05_要求と仕様の特徴
要求=人間の関心

  • 人間にとってはイベントより状態が分かりやすい?
  • 漫画 絵が状態、セリフがイベント(?)
  • 状態って何? (抽象現象)
  • 右脳的、総合的、創造的?

仕様=マシンの関心

  • 命令(コマンド)
  • 状態の変化のイベント
  • 左脳的、論理的、合理的?

ドメインプロパティ

06_ドメインプロパティ

  • 仕様現象(イベント)と要求現象(状態)の関連=状態マシン
  • 2種類のイベント
     ・マシンの入力:ドメインの自動遷移による
      ・マシンの義務(メソッド定義に対応)
     ・マシンの出力:度名の他動遷移による
      ・マシンの権利(メソッド呼出に対応)

状態指向と遷移指向

07_状態指向と遷移指向

状態指向=要求
要求現象(状態)を使った表現(Kripke構造)
遷移指向=仕様
仕様現象(イベント)を使った表現(UMLの状態マシン)

参考リンク

要求工学ワーキンググループ
トップエスイー | サイエンスによる知的ものづくり教育プログラム
NPO法人トップエスイー教育センター
トップエスイーチャンネル(TopSE Channel)

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