情報通信技術の社会への貢献度を事前見積りする手法 – 東京サブワークショップ第6回

開発深知」から要求工学ワーキンググループが2012年9月10日に開催した東京サブワークショップ第6回「情報通信技術への貢献度を事前見積りする手法」の講義動画を紹介します。動画をご覧になるには、開発深知の会員登録(無料)が必要です。

講義は、こちらから登録することができます。
東京サブワークショップ | 開発深知

講師

信州大学 海谷治彦先生
※講座内容や講師の所属に関しましては、収録時の情報を掲載しております。変更になっている場合がございますので、ご了承いただきますようお願いします。

講義スライド

東京サブワークショップ第6回「情報通信技術への貢献度を事前見積りする手法」の講義スライドをピックアップして紹介します。

背景

02_背景

  • そもそも、業務や人の生活をより良くするために、情報システムは導入される。
  • 業務や生活には多種多様な人がかかわりを持っており、人によって「良さ」の意味は異なる。

  • 要求定義したシステムを開発すると、本当に「良さが提供」されるのだろうか?
  • そもそも「良さ」とは何なのか?
  • 誰(何)のため」の良さなのか?

アプローチ

03_アプローチ

  • システムが導入される業務や生活にかかわる人や物の依存関係をもとに「良さ」を計ろう。
     -i*(アイスター)言語のSDモデルの拡張
     -「良さ」を表すメトリクス群の導入
     -メトリクスとSDモデルのメタモデルの統一
  • システム導入前と後の良さの変化を見よう。
     -as-is/to-be分析
     -メトリクスの変化を見る
  • 業務や生活を良い方向に変化させるパターンを見出そう。
     -モデル変換パターンによるto-be導出支援

手法の全体像

04_手法の全体像

SRモデル

05_SRモデル

  • Strategic Rationaleモデル
  • 個々のアクターの内部のRationale(根拠、理由)を記述する。
  • i*では、この部分がゴール指向っぽい。

アクター間の戦略依存関係のモデル化

06_アクター間の戦略依存関係のモデル化

Roles, Agents, Positions

07_Roles Agents Positions

  • Role:抽象的なアクター
  • Agent:具体的なアクター
  • Position:roleの集合であり、通常、ある一つのagentに割り当てられる
  • 本講義ではこれらの区別は使わなくても結構です。

i*のバリエーション

08_i*のバリエーション
i*は1997年に発表された以降、いくつかの拡張系を持つ

  • i*本家ある意味一番シンプル
  • Tropos下流工程までサポートする方法論
  • GRN基本的にはi*と同じだがSRモデル側(ゴールグラフ側)が強調されている。
  • それぞれに多数のセキュリティ拡張がある

参考リンク

要求工学ワーキンググループ
トップエスイー | サイエンスによる知的ものづくり教育プログラム
NPO法人トップエスイー教育センター
トップエスイーチャンネル(TopSE Channel)

ソフトウェア開発者のための学習サイト「開発深知」については、開発深知とはをご覧ください。