未知なる要求 – 東京サブワークショップ第4回

開発深知」から要求工学ワーキンググループが2011年12月12日に開催した東京サブワークショップ第4回「未知なる要求」の講義動画を紹介します。動画をご覧になるには、開発深知の会員登録(無料)が必要です。

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東京サブワークショップ | 開発深知

講師

日本ユニシス株式会社 国立情報学研究所 妻木俊彦先生
※講座内容や講師の所属に関しましては、収録時の情報を掲載しております。変更になっている場合がございますので、ご了承いただきますようお願いします。

講義スライド

開催した東京サブワークショップ第4回「未知なる要求」の講義スライドをピックアップして紹介します。

未知なる要求とは?

01_未知なる要求とは?
インタビューやオブザベーションといった通常の要求獲得法では、入手するのが困難な要求のことである。

未知なる要求が増加している

02_未知なる要求が増加している
・情報システムの適用対象範囲の急速な拡大
・未知なる要求の発生源

  • 関係者にとっての未知の世界
  • 想定外の事象

・新たな対応

  • ステークホルダを介した要求獲得法の限界
  • 想像力(発想法)を使った要求分析法への期待

発想法

03_発想法
・非形式的発想法(ヒラメキ)

  • ブレーンストーミング
  • ディベーティング

・形式的発想法(推論)

  • アナロジー(類推)
  • アブダクション

・その他

  • ゴール分解
  • 弁証法

想定外の事象を発見するためのアブダクション

04_想定外の事象を発見するためのアブダクション

  1. 想定外の事象として、結論Cを想定する。
  2. Cを説明する妥当な仮説Hを組み立てる。
  3. 仮説Hに起因する予期せぬ現象Cを起こさないための対策Rを導出する。

要求獲得へのアブダクションの適用

05_要求獲得へのアブダクションの適用

ゴール指向分析への適用

06_ゴール指向分析への適用

  1. ゴールと下位ゴールの関係をルール形式で記述する
    IF(下位ゴールの状態が実現する)
      THEN(ゴールの状態が達成される)
  2. ゴールの結論部を否定する。
     ゴールと下位ゴールの関係に飛躍がある(形式推論で保証されていない)場合は、ゴール分解をやり直す必要あり
  3. ガイドワードによって結論否定条件を洗い出す
  4. 仮説知識ベースによって仮説を生成する
  5. 対策知識ベースによって対策を導出する

参考リンク

要求工学ワーキンググループ
トップエスイー | サイエンスによる知的ものづくり教育プログラム
NPO法人トップエスイー教育センター
トップエスイーチャンネル(TopSE Channel)

ソフトウェア開発者のための学習サイト「開発深知」については、開発深知とはをご覧ください。